

今はいろいろな形でサイクルボトムを探っているところだと思います。米ドル/円は、2005年1月に1ドル=101円のボトムをつけた後、2007年6月には1ドル=124円のピークをつけました。5年サイクルということを考えると、2010年1月前後のところでボトムをつけにいくと見ています。
具体的には、11月半ばに戻りのピークをつけた後、大きく売り込まれることになるでしょう。1ドル=82円近辺がサポートになっているのですが、相場である以上、オーバーランは十分に考えられます。場合によっては、1ドル=79円近辺まで売り込まれるのではないでしょうか。2010年のバレンタインデーまでは、米ドル安/円高が続くと見てよいと思います。
そして、そこが5年サイクルのボトムになるので、それ以降は大きく米ドル高が進みます。これは行き過ぎた円高の修正安という側面があり、10〜15円幅で米ドル高が進むでしょう。
いや、米ドル高トレンドは長続きしません。もう一度、決定的な米ドル安・円高局面が訪れるでしょう。それは2011年にかけての話ですから、もう少し先ですね。

ここで米ドルは大底をつけにいきます。この時の米ドル/円レートは、1ドル=74円近辺でしょう。あるいは、米国経済がさらに深刻化する2013年にかけて、もう一度、米ドルは大底を形成することになると思います。
ユーロ/米ドル相場を見る限り、ユーロ高/米ドル安の相場は一段落したと思います。
当然、一相場が終わったわけですから、一旦はユーロ売りに転じます。問題は、どの水準まで押すのかということですが、目先は1.46〜47でサポートされ、そこから先はユーロ高ですね。2010年2〜3月にかけて、1ユーロ=1.55ドル近辺までユーロは買われます。
次にユーロ/円ですが、この手のクロス円については、マーケットでもほとんど関心を持たれていません。ユーロ/米ドルの取引は活発ですが、ユーロ/円の取引は停滞ムードが広まっています。ただ、戻り天井をつけにいく場面はあるでしょう。
たとえば2008年9月につけた1ユーロ=168円95銭。そこから31ヶ月目は2010年2月です。
また、2008年7月23日につけた1ユーロ=169円99銭から31ヶ月目が、2010年2月で一致します。
さらに、2008年7月23日から95週目は2010年5〜6月になりますから、かなりの確度で、2010年前半に大きなマーケットの動きがあると思われます。